大森アンチの自由帳

好きなものについて書きなぐって行きます。

「男の子/女の子のおもちゃだからダメ」という忌まわしい概念について

私は今21で、中3の時に今の親友に出会って

当時ヒーロー作品と深夜アニメ

しか見てなかった私だが、

女児向けアニメという知らなかった

世界に開花したので彼女には

本当に感謝している。

(みんなプリチャン見ようね)。

これはとあるバラエティの

コーナーで、女の子が

仮面ライダーゴーストを好きになって、

「ベルトを買って欲しい」

と言うがその親は

「男の子のだから買いません」。

と子供の話を簡単に切り捨ててしまう。

は?

いやいやおかしい。確かに

ヒーロー物は主に男の子向けだし

だがプリキュアも一応は

ヒーロー物だし、理屈で

言えば女の子が仮面ライダーを見ても

大丈夫なはずだ。昔私は

「男が女の子向け見るのは

おかしい」という変なものに

縛られていた。だが前述の

親友に救われたし、

「男でも女の子向け見てもいいんだ」

という自信がついた。ありがとう。

その話はさておき、

「男の子向けだから」「女の子向けだから」

という固定概念を真正面から

打ち破った作品がある。
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トクサツガガガである。

この物語の主人公、特オタOLの

仲村叶は「好きな物は好き」と

自信満々に言っているが

会社等ではその趣味を

隠している、所謂隠れオタクだ。

私は趣味を隠さないので

ぶっちゃけ彼女やオタクのそういう

心情はよくわからない。叶は

幼少期に特撮が好きだったが

母親がそんな叶を良しとせず、

彼女が買いためていた児童誌を

焼き芋とともに燃やしてしまった。

これは叶の心に深い傷を

負わせてしまう大事件だった。

だが高校を卒業し、田舎から

旅立つ際にビデオ屋で貰った

大好きだったヒーロー作品、

「救急機エマージェイソン」の最終回を

VHSで見て再び特撮の世界に

足を踏み入れ、今では

「疾風怒濤ジュウショウワン」

という我々の世界でいう所の

戦隊物にハマっている。だが

ドラマの最終回前に叶の母親は

叶の自宅に無断で入り、

叶の推しのシシレオーの

ソフビを彼女の目の前で破壊する。

人様の趣味を否定し、そのグッズを

破壊した人として終わっている

そんな母を叶は殴り、母娘としての

仲は決別し、叶は堂々と特オタとして

生きるといった素晴らしい物である。

この作品で伝えたかった事は

「好きに性別も年齢も関係ない」

といったものである。

話が逸れそうなので

結論。「男の子のだから」

「女の子のだから」はクソ。おわり